お受験を考える際、どこの学校に入りたいかによって、また合格後の生活についてがひとつの悩みとなります。通学が困難であれば、住み替えを検討される方も多いようです。
また、家庭内での学習環境に関しても意識される方が多く、子どもに部屋を与えるか?勉強する場所は何処が良いか?意見は分かれますが、それぞれ工夫をされているようです。
ここでは、中学受験を控えたご家庭をモデルに、住まいに関してどのような意識をお持ちなのかと、お子さまの受験を切っ掛けに住み替えされた方の体験談をご紹介します。
Answer
実際に住み替えた方も含めると、受験に際して住まいを代えるかもしれないという方は実に3割近くにものぼりました。 魅力的な学校があれば、そちらへ通いやすくなるための引越しも辞さない、とお考えの保護者の方も少なくないようです。
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85%近くの方が子ども部屋をお持ちだという結果が出ました。と同時に75%以上の方がテレビもパソコンも子ども部屋に置いていませんでした。2人部屋やそれ以上になればテレビやパソコンを置くご家庭も増えてくるものの、やはり多くのご家庭では子ども部屋にテレビやパソコンを設置することに消極的なようです。
Answer
子ども部屋をお持ちのご家庭では、子ども部屋とリビングルームのどちらで勉強をするかはほぼ半数ずつという結果でした。「子どもの自主性を尊重すべきである」や「早いうちに自分の部屋を与えると、子どもをダメにしてしまう」等、ご家庭によってさまざまな意見がありました。 以下に、子ども部屋で勉強しているご家庭とリビングで勉強しているご家庭、それぞれにお伺いした工夫をご紹介いたします。
子ども部屋派のご意見
リビング派のご意見
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実は、2年前くらいから、「そろそろ引越ししたいね」とは家族でよく話をしていました。男の子二人兄弟で、だんだん体も大きくなってきて、今までの家では手狭になっていました。
当初、通学圏外の学校ではありましたが、引っ越してからは学校まで50分です。
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子どもが自分で選びました。校庭が広いほうがいい、という基準で選んだようです。
Answer
主人の通勤時間が短くなること。 下の子の小学校を転校しなくて良いということ。 子どもたちがそれぞれ個室を持てること。
さまざまな面で家族の希望条件にぴったり合った物件が見つかりました。
Answer
インターネットで検索して、探しました。 間取りが気に入ったので先に物件を決めて、それから見学に行きました。
駅から歩いてすぐなので、本当に便利になりました。
学校は、下りの電車で通学。座って行けるので、睡眠時間も確保できます。 運動部の朝練があるので毎朝6時30分には家を出ています。 毎朝5時起きでお弁当作りも大変ですが、子どもが楽しく学校に通って、成長していく姿は頼もしいです。
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子どもの自立という面では、リビングでずっと親が見ていてあげるというのも良いと思いますが、自発的に勉強して欲しいと思うと、兄弟それぞれに部屋が必要です。 自分のことは、自分でできる人になってほしい。自室があるというのは、自由である反面、責任も持たなくてはなりません。 勉強しないでさぼっていれば、痛い目に会うのは自分ですからね。
それから、兄弟が成長するにしたがって、プライバシーが必要になります。 ずっと1つの部屋でいると、下の子はどうしても上の子に従わなくてはなりません。 自分なりの考え方を育ててあげたい。下の子がずっと弱い立場でいるのは良くありません。 上の子とは、別の生き方をしていい。それぞれの生活サイクルを大切にしてあげたいと思います。 下の子が今年受験ですが、上の子と同じ学校を受けてくれると、母としては大変ありがたいのですが、性格が全く違うと回りの人からも言われていて、受験校は本人に任せることにしています。 でも、今回は、引越しを伴う受験はできないので、今の家から通える範囲で、合格してくれるよう願っています。