省エネリフォーム補助金、“知っている”は3割

（株）LIXIL住宅研究所は5日、住まいの省エネリフォームに関する調査の結果を公表。一戸建てに住む20歳代の既婚男女のうち、今夏に自宅の節電に取り組もうとしているユーザーを対象に、6月にWebアンケートを行なった。有効回答数は661人。

住宅の省エネリフォームに補助金が出ることを知っているか尋ねると、「知っている」は30.6％にとどまった。

今後、節電・節水対策のために、自宅の省エネリフォームを実施したいか尋ねると、49.4％が「実施したい」と回答。実施したい省エネリフォームは、「断熱性の高い窓の採用」が48.8％でトップ。次いで、「建物全体の断熱性能の向上」（38.3％）、「節水トイレの採用」（38.0％）、「家庭用蓄電池の採用」（36.2％）となった。省エネリフォームを行なう場合の費用は、「100万円以下」が38.7％で最多。「200万円程度」（24.2％）、「300万円程度」（15.6％）と続いた。

自宅を省エネリフォームする場合の課題については、「費用感が分からない」（54.3）が半数以上を占め、次いで「補助金などがどこまでもらえるか分からない」（47.9％）、「自宅の光熱費や水道代がどこまで安くなるのか分からない」（44.2％）となった。

（不動産流通研究所より引用）