記事紹介2022年06月10日
三井住友トラスト・資産のミライ研究所は、このたび「住まいと資産形成に関する意識と実態調査」の結果を発表した。調査は2022年1月、全国の20~69歳の方を対象にWEBで実施。サンプル数は1万1,197。
それによると、自宅購入での住宅ローン利用有無は、全体で「利用している(返済中)」が36.1%、「利用していた(返済完了)」が42.5%と、合わせて78.6%がローン利用であることが分かった。年代別では特に30歳代で高く84.0%となっている。
ローン設定時の頭金については、全体で「頭金はゼロ」が24.3%、「頭金は1割」が19.7%となっており、44%の世帯では「頭金ゼロもしくは1割程度」で自宅を購入している。特に30歳代の「頭金ゼロ」「頭金1割」の比率は合わせて65.5%となっており、2/3を占めていた。
また、住宅ローンを利用して自宅を購入した人のうち、全年代では「単独ローン」が77%、「ペアローン」は9%となっており、現状は「単独ローン」が多数派である。しかし年代別に利用率をみると、20歳代では「単独ローン」の比率が7割(72%)と多数派ではあるが、「ペアローン」の利用も2割(21%)を占めており、全年代のペアローン利用比率に対して2倍以上となっていることが分かった。
(SUUMOジャーナルより引用)