記事紹介2022年11月10日
不動産情報サービスのアットホーム(株)は10日、「子どものための住まい探しに関する調査」結果を発表。2017年1月以降、第一子が15歳になるまでの間に引っ越しをした、22~58歳の男女408人を調査した。期間は8月9~12日。
子育てのために重視した住まいの条件の1位は、「部屋数」(49.3%)で、半数近くに達した。2位は「立地の利便性」(37.7%)、3位は「日当たり」(34.8%)。重視した設備については、1位は「モニタ付インターホン」(33.1%)。2位は「豊富な収納スペース」(31.1%)、3位は「駐車場」(29.9%)となった。
物件から2km以内に必ずあってほしいものを聞いたところ、1位が「小学校」(61.5%)で、6割超。2位は「病院」(43.1%)、3位は「スーパーマーケット」(38.2%)。その回答を選択した理由について、1位の小学校では、「6年間通うため近いほうが安心」との回答が見られた。「病院」と「スーパーマーケット」、そして6位にランクインした「公園」(17.2%)については、未就学児がいる人ほどニーズが高い傾向が見られた。
子供部屋の有無については、「あり」が74.0%、「ない」が25.7%、「あえて作らなかった」が0.2%。子供部屋があるという人にそのこだわりについて聞いたところ、「鍵はつけないようにした」「大きくなったら部屋を2つに分けられる間取りにした」「リビングを経由しないと子供部屋に行けないようにした」などさまざまな意見が寄せられた。
初めて子供部屋を用意したタイミングは、「6~8歳」(36.1%)が最多に。以下「0~5歳」(28.5%)、「9~11歳」(18.2%)。
(不動産流通研究所より引用)