記事紹介2022年05月27日
(独)住宅金融支援機構は27日、2021年度および22年1~3月のリバースモーゲージ型住宅ローン「リ・バース60」の利用実績等を公表した。
同商品は、60歳以上が対象の住宅融資保険を活用した金融機関によるリバースモーゲージ。毎月の支払いは利息のみで、元金は利用者が死亡した時、担保物件の売却で一括返済する。
21年度の付保申請戸数は1,630戸(前年度比40.3%増)、付保実績戸数1,257戸(同25.0%増)、付保実績金額174億5,000万円(同23.3%増)といずれも大幅に増加した。取扱金融機関数は80(同9機関増)。
申込者の平均像は、年齢69歳、年収392万円。年金受給者が54.5%、会社員が22.5%。使途は、「注文住宅」(30.2%)、「新築マンション購入」(22.1%)、「借換え」(20.9%)など。資金計画は、所要額2,829万円、融資額1,550万円、毎月返済額3.3万円。利用タイプは、99.3%がノンリコース型。
なお、22年1~3月は、付保申請戸数416戸(前年同期比16.2%増)、付保実績戸数369戸(同15.3%増)、付保実績金額54億1,000万円(同24.9%増)、取扱金融機関数80(同9機関増)。
(不動産流通研究所より引用)