記事紹介2021年04月23日

不動産売却の期間、戸建ては「1〜4カ月」が最多 - マンションは?

Speeeが運営する不動産会社の口コミ・評判サイト「おうちの語り部」はこのほど、「不動産売却にかかる期間」に関する調査結果を発表した。同調査は2019年12月~2021年2月、不動産売却経験者4,958人を対象に、インターネットで実施した。

不動産売却にかかる期間について尋ねたところ、戸建ての場合、最も多かったのは、「1カ月以上4カ月未満」だった。次いで「4カ月以上7カ月未満」、「1カ月未満」となっている。

売却期間が想定期間より早く完了した人からは「欲を出して売り出し価格を高く設定し過ぎるのは考え物。査定価格プラスアルファくらいで売り出すのが近道」など、価格調整をしてスムーズに売却が進んだ意見が目立った。一方、長期化してしまった人からは「できるだけ早い売却を望んでいることを伝えていたが、対応策がほとんど示されず、結果的にこちら側が段階的に値下げを申し出た」というコメントが寄せられた。

分譲マンションの場合、最も多かった売却期間は「1カ月以上4カ月未満」だった。次いで「4カ月以上7カ月未満」、「1カ月未満」と、戸建てと同様の傾向が見られた。

売却期間が想定期間より早く完了した人からは、「入居中だと内覧してもなかなか決まらず、入居者が家族だったので即退去した」「不動産会社から早めに適正相場に下げようと提案をもらい、納得して再度出し直したところ、大正解」などのコメントが寄せられた。長期化してしまった人からは「最初の設定額が高かった」「最初不動産屋さんから掲示された金額が高すぎた」など、販売金額に要因があったと答える人も目立った。

土地の場合も、最も多かったのは「1カ月以上4カ月未満」だった。

売却期間が想定期間より早く完了した人からは「もともと立地の良い物件ではなかったため、不動産会社の方で売却先の当てを探してもらった」など、不動産会社の対応でスムーズに売却が進んだという声が挙がっている。長期化してしまった人の場合「周辺に何か所か分譲地が造成され苦戦した」「古い家屋込みで売却を考えていたが、土地のみの販売となったことで当初の予定より1年以上延びた」など、環境起因による理由も目立っている。

(マイナビニュースより引用)