記事紹介2020年06月22日

住宅ローン利用、「変動型」が約6割

(独)住宅金融支援機構は19日、「住宅ローン利用者調査(2019年度第1回調査)」結果を発表した。調査期間は、20年3月3~23日。19年4~9月に住宅ローン(フラット35を含む)を借り入れた全国の20~60歳未満を対象にインターネット調査を実施した。有効回答件数は1,548件。

金利タイプ別利用状況は、「変動型」の利用割合が59.0%(前回調査(18年10月~19年3月調査)比1.3ポイント減)と減少。「全期間固定型」も14.3%(同0.3ポイント減)と微減したが、「固定期間選択型」は26.7%(同1.6ポイント増)と増加した。

今後1年間の住宅ローン金利見通しについては、全体では「ほとんど変わらない」が62.5%(同2.6ポイント増)、「現状よりも低下する」が7.0%(同2.9ポイント増)と増加。一方、「現状よりも上昇する」は21.3%(同6.0ポイント減)と減少している。

フラット35以外の利用者が住宅ローンを選んだ理由は、「金利が低い」が71.3%で最多に。フラット35利用者では、「返済額を確定しておきたかった」が56.8%、「金利が低い」が47.3%となった。

(不動産流通研究所より引用)