記事紹介2021年12月11日

家の購入タイミングは「妊娠・出産」時が最多

株式会社AlbaLinkは、家の購入経験がある500名を対象に「家を買ったタイミングに関する意識調査」を実施し、その結果を12月1日に発表した。調査期間は11月8日から21日。

家を購入したタイミングを複数回答で聞くと、「妊娠・出産」が122名で最も多かった。回答者からは、「子どもが生まれると車の移動が増えるので、駐車場が敷地内に欲しかった(20代女性)」「アパートだと子どもの泣き声や足音などで迷惑になってしまう(30代女性)」「将来の子ども部屋の必要性を感じて(50代男性)」などがあった。

その他のタイミングで多かったのは、「子どもの入園・入学」の79名で、コメントには「小学校入学後の引っ越しは子どもに可哀想(30代女性)」「評判のいい公立小学校に通わせたかったから(40代女性)」「中学校から私立に行くため、交通機関が便利なところにした(50代男性)」などが。「結婚・婚約」は77名で、「心機一転、2人で新しいところに引っ越したかった(20代女性)」「結婚し、2人でローンを組めたので(30代女性)」などがあった。

また、家を買った年齢は「26歳~30歳」が32.8%、「31歳~35歳」が35.2%を占め、平均年齢は33.3歳だった。こうした傾向について同社は、住宅ローンの中には完済年齢が80歳までなどと決まっているものがあり、完済年齢や定年退職までにローンの支払いが終わるように、30代までに購入に踏み切る人が多いと分析している。

結婚や出産、子どもの入学・進学などのライフイベントは、マイホームを購入するきっかけになる人が多いようだ。

(MONEYzineより引用)