記事紹介2021年06月29日
(独)住宅金融支援機構は29日、「住宅ローン利用者調査(2021年4月調査)」結果を発表した。20年10月~21年3月に住宅ローン(フラット35を含む)を借り入れた人を対象にインターネット調査を実施した。調査期間は、同年4月26~5月5日。有効回答件数は1,500件。
金利タイプ別利用状況は、「変動型」が68.1%で、前回調査(20年11月)比5.2ポイント増加した。「固定期間選択型」は20.7%(前回調査比3.8ポイント減)、「全期間固定型」が11.2%(同1.4ポイント減)と、いずれも減少した。
今後1年間の住宅ローン金利見通しについては、全体では「ほとんど変わらない」が65.0%(同1.1ポイント減)と減少。「現状よりも上昇する」は20.4%(同2.3ポイント増)、「見当がつかない」は11.1%(同2.7ポイント増)といずれも上昇し、「現状よりも低下する」は3.5%(同3.8ポイント減)と減少した。
フラット35以外の利用者が住宅ローンを選んだ理由は、「金利が低い」が71.8%でトップ。フラット35利用者では、「返済額を確定しておきたかった」が49.5%で最多となり、次いで「金利が低い」(41.6%)だった。
(不動産流通研究所より引用)