記事紹介2021年01月22日

コロナ禍でリビングのリフォーム需要が増加/LIXIL

(株)LIXILはこのほど、「家族時間の変化と住まいに関する調査」の結果を発表した。全国の子供のいる30~40歳代の既婚男女800人(持ち家[マンション、戸建て])を対象にインターネット調査を実施。調査時期は2020年12月。

それによると、4人に1人(23.5%)が「コロナ禍で家族時間が増えた」と回答。増えた時間は平均で1日当たり4.4時間に。コロナの影響で、帰宅時の消毒など新しいファミリールーティン(家族での習慣・約束)も生まれており、今後もこのルーティンを定着させたいという人が約9割を占めた。

一方、「コロナ禍で今の住まいに満足していない」人が24.2%という結果に。今の家をより良くするための方法として「リフォーム」が1位となり、リフォームしたい場所のトップは「リビング」(30.5%)だった。家族団らんだけでなく、テレワーク等で活用する機会が増えたことが背景にある。

また、「音問題」や「室内への菌・ウイルスの持ち込み」など、ニューノーマル時代だからこそ生まれた新たな課題があることも分かった。

(不動産流通研究所より引用)