記事紹介2020年12月22日
カーディフ生命保険(株)は、「第2回 生活価値観・住まいに関する意識調査」の結果を発表した。調査は2020年10月16日~20日にインターネットで実施。20~59歳の男女2,084名(男性1,053名、女性1,031名)より回答を得た。
それによると、理想の生活を送るための重要視項目(複数回答)で昨年より最も大きく上昇したのは、「仕事よりもプライベート」(86%、昨年比+7.5pt)だった。次いで「趣味を持つ」(86%、同+6.1pt)、「結婚する・パートナーと暮らす」(72%、同+8.4pt)、「子どもを持つ」(59%、同+6.1pt)、「広い家に住む」(50%、同+7.8pt)。コロナ禍での行動制限により家で過ごす時間が増え、より生活を重視する傾向が高まったと推察される。
一方、30代は「自分の家を持つ」(64%、同-12.7pt)、「自分の車を持つ」(59%、同-11.0pt)、「結婚する・パートナーと暮らす」(75%、同-3.8pt)、「子どもを持つ」(65%、同-9.3pt)の項目が昨年から大きく低下した。
住み替え・リフォームの実施状況では、テレワーカーの31%がコロナ感染拡大後に「住み替えた」「リフォームした」「家にワークスペースをつくった」と回答。テレワークが住まいを変えるきっかけとなっている。
住宅未購入者のうち住宅購入意向があるのは35%で昨年より6.7pt低下。一方、テレワーク経験者の住宅購入意向は52%と高く、うち21%が2年以内の購入を検討するなど、具体的な時期を見据えて検討しているようだ。
また、住宅購入意向がある人のうち、54%が場所については「郊外がよい」と回答。「都心がよい」は46%と、郊外派がやや高い。テレワーク経験者については、テレワークの頻度によって差がみられた。半分以上テレワークの人は「郊外派」(54%)が「都心派」(46%)より高く、テレワーク半分未満の人は「都心派」(58%)が「郊外派」(42%)よりも高い。
(suumoジャーナルより引用)