記事紹介2020年08月31日
(独)住宅金融支援機構は28日、2020年4~6月分の「リ・バース60」の利用実績を公表した。
同商品は、60歳以上を対象にした住宅融資保険付きのリバースモーゲージ型住宅ローン。期中の付保申請戸数は240戸(前年同期比8.6%増)と前年同期比では増加したものの、新型コロナウイルス感染症の感染拡大に伴う住宅事業者の営業活動自粛等が影響し、前期比では9.1%の減少となった。付保実績戸数は201戸(同48.9%増)、付保実績金額は31億1,000万円(同86.2%増)。取扱金融機関は67機関(同11機関増)となった。
申込者の平均像は、年齢70歳・年収360万円。年金受給者が57.1%を占める。使途は「戸建て新築」が35.8%で最多。以下、「戸建てリフォーム」23.3%、「借り換え」20.0%、「新築マンション購入」13.3%が続いている。平均資金計画は、所要額2,743万円、融資額1,462万円、毎月返済額2万9,000円。利用タイプは98.3%がノンリコース型だった。
(不動産流通研究所より引用9