記事紹介2020年04月09日

独身者の住宅購入理由1位「賃貸の家賃がもったいない」

■独身者の約3割強が賃貸暮らし

エイチームは4月6日、グループ会社であるエイチームフィナジーが実施した「独身者の住宅購入に関しての意識調査」の結果を発表した。

この調査は3月5日から3月9日にわたって、全国の30代~50代の独身男女を対象に実施したもの。回答サンプル数は819名である。

回答者の「住居形態」で最も多かったのが、「実家」の52.0%だった。次いで「一人暮らし(賃貸)」の28.8%、「一人暮らし(持ち家)」の11.0%と続き、過半数が「実家暮らし」、約3割強が「賃貸」であることがわかった。

調査で「住宅の購入を検討しているか」と尋ねたところ、「すでに住宅を購入している」(15.6%)、「具体的に購入を検討している」(4.3%)、「まだ具体的に検討していないが、いずれ検討したいと思っている」(17.0%)と回答した人が合計で36.9%だった。

約4割が住宅購入に関して前向きであることがうかがえる。

さらに、購入に前向きな人に対して「購入したい住宅について」尋ねたところ、「一戸建て」が51.4%、「マンション」が42.2%だった。「一戸建て」と「マンション」がおよそ半分ずつの割合となっており、どちらも人気があることがわかった。


■「家賃がもったいない」「老後のため」に住宅購入

住宅を購入する理由に関して、最も多かったのが「賃貸の家賃を払い続けるのがもったいないから」の27.3%。次いで「老後のため」の21.6%だった。

この結果から、住宅購入では現実的な理由が多いことがうかがえる。


(不動産投資ニュースより引用)