記事紹介2020年09月16日
(独)住宅金融支援機構は、2020年5月「住宅ローン利用予定者の実態調査」結果を発表した。調査時期は5月26日~6月4日。今後5年以内に住宅を取得する計画があり、かつ住宅ローンを利用する予定がある全国の20~60歳未満の人にインターネット調査を実施。有効回答件数は1,500件。
希望する住宅ローンの金利タイプは、「全期間固定型」が33.9%(前回<20年3月>調査比2.4ポイント増)が最多となった。「固定期間選択型」は33.8%(同2.2ポイント減)と減少し、「変動型」32.3%(同0.2ポイント減)はおおむね横ばいとなった。
今後1年間の住宅ローン金利見通しは、全体では「現状よりも上昇する」が22.5%(同2.8ポイント減)と減少し、「現状よりも低下する」(19.0%、同1.8ポイント増)と、「見当がつかない」(22.1%、同1.2ポイント増)は増加した。「ほとんど変わらない」は36.3%(同0.4ポイント減)と、おおむね横ばいだった。
また、今後1年程度が住宅の買い時だとだと思うかについては、前回・前々回に引き続き「買い時だと思う」が34.9%(同0.5ポイント増)、「分からない」は41.7%(同0.5ポイント増)に。「買い時だと思わない」は23.3%(同1.2ポイント減)であった。
買い時だと思う理由は、「住宅ローン金利が低水準だから」が69.8%(同9.2ポイント減)でトップとなった。
(不動産流通研究所より引用)