記事紹介2019年11月03日

フラット35の最低金利、6か月ぶりに上昇-住宅金融支援機構

■「フラット35」の最適金利1.170%

住宅金融支援機構は11月1日、住宅ローン「フラット35」などの最新借入金利となる、2019年11月の融資金利を発表した。

11月時点における、返済期間が21年以上35年以下の「フラット35」の金利は、融資率9割以下で年1.170%~年1.870%。取り扱い金融機関が提供する金利で最も多いのは、1.170%である。

前々月まで最低金利が4か月連続で低下を続け、前月の10月は1.110%と、9月と同水準に据え置かれた。今月は1.170%となり、6か月ぶりに上昇した。

融資率9割超の金利は年1.430%~年2.130%。取り扱い金融機関が提供する金利で、最も多いのは1.430%である。

返済期間が20年以下の「フラット20」では、融資率9割以下で年1.120%~年1.820%となり、2か月連続での上昇となった。なお、金融機関の取り扱いで最も多い金利は1.120%である。

融資率9割超では、年1.380%~年2.080%。1.380%で取り扱っている金融機関が最も多い。


■「フラット50」の最低金利は1.540%

長期優良住宅の認定を受けた住宅の購入で、50年間の借り入れが可能な「フラット50」の金利は以下の通りとなっている。

融資率9割以下が年1.540%~年2.040%。取り扱い金融機関で最も多い金利は1.540%。

融資率が9割超の場合は、年1.800%~年2.300%。取り扱い金融機関で最も多い金利は1.800%である。

(不動産投資ニュースより引用)